野村家の成長

会社は社員とともに成長するもの

私は平成10年に社長に就任しましたが、いままでは会社経営をどのように続けていけばいいのかわからず、手探り状態が続いていました。新人を雇用し、教育していくことで会社も成長していくことに気づいたのは、つい数年前のこと。それから毎年数名ずつ新卒社員を雇用し、教育する仕組みが整いつつあります。

継続的な雇用は、継続的な会社の発展を生み出します。もちろん、そのためには「野村家」入りした社員すべてが幸せにならなければならないと考えています。

「ノムラ合成」という会社は、今は金沢市内にある小さな会社です。しかし、断熱材に関する技術は国内トップクラスにあると確信しています。さらに会社を発展させるために、そして、この金沢市という地域に根ざした企業にするために、若い力がこれからも必要です。

最近調べてわかったのですが、私の曾祖父は海外貿易を視野に入れた商売の研究をしていました。そのときは様々な世界情勢の都合で叶わず終わったようですが、今の会社がこのまま成長を続けていけば、数年後には曾祖父が夢見た商売、世界進出も夢ではないかもしれません。そんな「野村家」の夢を金沢から発信するために、そして「ノムラ合成」が誇る断熱材加工技術を日本国内、さらには世界中へ発信すべく、私たちと一緒になって成長してくれる若い力を待っています。